皆さん、こんにちは!
もうすぐバレンタインデーですね。
チョコレートは準備されましたか?
日本でも近年逆チョコが話題になっていますが、海外では男性から女性へ贈り物をする日となっていたり、男女問わず贈り物をする日となっていたり、国によって様々だそうですね。
皆様はどのように過ごされる予定でしょうか?
素敵なバレンタインになりますように!
前回までの全6回で主要な屋根についてのご説明をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は番外編として銅版屋根についてご紹介しようと思います!
銅板屋根は洋風のお家が増えたこともあり、現在では住宅街で見かけることはほとんどなくなってしまいました。
では、『どこに使われているの?』と思われる方も中にはいらっしゃるかと思いますが、例を聞けばきっとすぐに思い浮かべることが出来るかと思います。
神社や仏閣の屋根、大仏、自由の女神・・・ピンときましたか?
神社やお寺の屋根、大仏の綺麗な緑青(ろくしょう)色の正体は、銅が錆びたことによって出た色なんです!
もともとあの色だったわけではないんですね。
この綺麗な緑青色の屋根や大仏も最初はピカピカの銅だったと聞いてもイマイチ想像出来ないですよね、私も初めて知った時はびっくりしました。
メンテナンスがほとんどいらないということで丈夫だと思われている銅板ですが、実はそもそも銅板自体に高い耐久性があるというわけではなく、この緑青が発生することで耐久性が上がってくるんです。
錆びているのに耐久性が上がるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、耐久性については実験データがあり、緑青が発生してすぐの銅板はあまり耐久性の変化が無いのに対し、年月が経過し緑青がしっかりと銅板を覆ったものは耐久性が上がるとの結果が出ているとのこと。
銅を覆った錆が安定すると腐食しにくくなり、長持ちするんですね。
表面が錆びたら中まで腐敗するのでは?と心配になるかもしれませんが、その点もご安心ください。
緑青は雨や酸素が触れる面にしか発生しません。
なので、雨や酸素が触れることがない内側の面は錆びることが無く、高い耐久性を保つことが出来るんです。
メンテナンスがいらないなんてメリットばかり!な気がしてしまいますが、残念ながらやはりデメリットも存在します。
なので次回は銅板屋根のメリットとデメリットをご紹介させていただきますね。
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