2017年12月21日木曜日

屋根塗装:屋根の種類(6)



とても寒くなってきましたね。
皆様風邪など引かれていないでしょうか?
空気が乾燥すると風邪も引きやすくなるので、
加湿器をつけたり濡れたタオルを干したりして
乾燥を防いでいきたいですね。

今回も前回までに引き続き、屋根の種類についてご説明させていただきます。

【6.モニエル瓦】

屋根塗装 モニエル瓦


モニエル瓦は、乾式洋瓦といいセメント瓦やカラーベストと同じくセメントによって形成されていますが、表面に無機質着色剤のスラリー層という塗膜があり、さらにその表面を透明なクリアーで塗装しているという違いがあります。
モニエル瓦は、屋根塗装の難易度が高く、厄介な屋根材なんです…。

その理由は、スラリー層にあります。
スラリー層は経年劣化と共に非常に剥がれやすいという特徴があり、きちんと処理をしてから塗装を施さないと非常に高い確率でスラリー層ごと剥がれてしまうんです。
なので、塗装前に丁寧に表面を剥がすケレンという作業と高圧洗浄をする必要があります。
また、塗料もモニエル瓦専用の下塗り材から塗っていきます。
中には専用塗料を使う必要性を知らずに、通常と同じ塗料で見積もりを作成する業者さんもいるようなので、もしモニエル瓦を塗装する場合は下塗り材に注目して見てくださいね。

ご自宅の屋根瓦がモニエル瓦かどうか知りたいという方は、瓦の縁を見てみてください。
通常の瓦は縁が平坦で綺麗ですが、モニエル瓦は縁に凹凸があるため見た目で判断することが出来ます。
中には極稀に平坦なモニエル瓦もあるので、その際は裏面を見てみてくださいね。
裏面にわかりやすくモニエルと書いてあるので、どなたでもすぐにわかるかと思います。

『うちの屋根はモニエル瓦かも…?』『屋根瓦が傷んでいるけれど、どうしたらいいのかわからない』という方は是非オケゲンへご連絡ください!
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2017年12月18日月曜日

屋根塗装:屋根の種類(5)



皆さんこんにちは!
オケゲン豊田店の角谷です。
ついに12月も残り僅かになってしまいましたね。
私は『1年あっという間だな』と感じていますが、皆さんはいかがでしょうか?
風邪等には気を付けつつ、元気に1年を締めくくりましょう!

では、今回も前回までに引き続き屋根の種類についてご紹介いたします!

【5.波型スレート屋根】

屋根塗装 波型スレート


波型スレート屋根は10/19にご説明させていただいたコロニアルと同じくセメントによって作られています。
基本的に住宅の屋根に使用されることはなく、工場等の屋根によく使用されています。

コロニアルでも説明させていただいたのと同様に、スレートも以前はアスベストが含有されたものが作られていましたが、2004年以降はアスベストの含有されたスレートが製造禁止となったため、現在では一切使用されていません。なのでアスベストの含有についてはご安心くださいね!
しかし、アスベストを含有しないノンアスベストタイプは以前と比べて耐久性が落ちたと言われており、金属屋根を使用する場合が現在では増えています。
(2004年以前に製造されたスレートにはアスベストが含有されており、今もなお健康に被害をもたらす建材である為、注意が必要になります)

スレートは基本的に塗装をしていないケースが多いため、傷んだ状態の屋根を見かける機会が多々あります。
また、劣化によるひび割れからの漏水が起こりやすいため、補修として塗装をする場合は防水塗装や遮熱塗装を施す場合が多いです。


『そろそろ屋根の補修を考えているが、どうしていいのかわからない』といった方は是非オケゲンへご相談ください!
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