2017年6月27日火曜日

シロアリ対策。 その1 知識編





こんにちは。工藤です(^^)
早くも6月の最終週ですね~。


さて意気込みはこのくらいにして、、今回は
大切な家を守るために気をつけたい
シロアリ対策をテーマに2回に分けてご紹介していきます。
まず今回は知識編ということでシロアリのことについて書いていきたいと思います!


 リフォームをする際、家の土台や構造材にダメージがあれば、それをカバーするための工事が必要となります。その大きな原因となるのがシロアリで、時には甚大な被害をおよぼすこともあります。

 日本の住宅は木造が中心であり、中でも古い住宅に多く見られるのが地面に束石を置き、その上に柱を立てる構造で、地面に接しているため、シロアリが集まってきて柱など木の部分に被害が出やすいという面があります。しかし、シロアリは自然界においては木や葉を食べて分解するという大切な役割を担っているため、それが人間にとっては家に害を与える困った存在になってしまっているということに。もし、知らないうちにシロアリ被害を受けていると、地震の際にその部分に大きな負担がかかり、家に大きなダメージを与える可能性も。

 そんなシロアリから大切な家を守るには、まずシロアリの生態についてよく知ったうえで、被害の防止策を学ぶことが大切です。特に、リフォームは、日頃は目にすることのない床下や構造部が見えるチャンスでもあります。自分の家の状態を知り、どんな対策を施せばいいのか学んでいきましょう☆


シロアリの種類と特徴、生息エリア
 約3000種のシロアリの多くは熱帯・亜熱帯地方に分布するなか、日本のような温帯地方に分布しているのは20種類。そのうち、建物に害を与えるシロアリで主なものは
ヤマトシロアリ
イエシロアリ
アメリカカンザイシロアリ
3種類です。この中で特に大きな被害を及ぼすのが、水を運ぶ能力をもつイエシロアリです。地球温暖化の影響もあり、活動範囲が海岸線から少しずつ北上しているのも気になるところです。
シロアリ 分布



では、シロアリは家のどこにいるのでしょうか??
床下に潜るなどしなくても自分の目である程度チェックすることができるポイントをご紹介します(^^)!こんな症状ありませんか??

①羽アリがいっせいに飛び出した!!
  4月~7月に羽アリがいっせいに飛び出したら、そこは確実にシロアリのすみか。
  昼間ならヤマトシロアリ、夕方から夜ならイエシロアリ。

②蟻道や蟻土がある
  蟻道や蟻土はシロアリの通り道であり、被害の可能性も。
  建物の基礎や束石、土などの表面にこれらが付いていないか調べておきましょう。

③柱をたたくと空洞音がする
  シロアリ被害が進むと、外観は異常なしでも壁の中の木材や柱などが空洞になり、
  木材の表面をたたくとポコンポコンと音がする。

④建物や建具に異常がある
  柱が下がったり、畳や床板がくぼんだ感じがする、ふすまや障子などの建て付けが
  悪くなるなどの異常がみられる。浴室周りや玄関に多い。

シロアリ 進入
シロアリ 巣



いかがでしたでしょうか?
このような状態に当てはまるとシロアリ被害にさらされている危険性があります(*ー*)

 リフォームする家をシロアリに台無しにされないよう、しっかりとした対策を取っていきたいですね!!ということで、次回は対策編です☆お楽しみに~(^^)!



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