2017年7月4日火曜日

シロアリ対策。 その2 対策編





こんにちは。工藤です(^^)
蒸し暑い日が続きますね~。


さて前回に引き続き
大切な家を守るために気をつけたい
シロアリ対策をテーマにご紹介していきます!
今回は対策編ということで防蟻工事について具体的に書いていきたいと思います!


防蟻工事とはどういった方法で行われているのでしょうか??
①穿孔注入処理
 土台や大引、束の接合部付近にドリルを使い、木材の1/2以上の深さに穿孔して薬剤を
 注入。木材の中に薬剤を染み込ませます。
防蟻工事


②吹き付け処理
 土台、大引、束の木部に直接薬剤を吹き付け、木部との接合部に薬剤を染み込ませる。
 こうしてシロアリを寄せ付けないようにします!
防蟻工事


③土壌処理
 基礎や束石、配管類の立ち上がり部分周りの土壌に、帯状に薬剤散布を行う。ベタ基礎
 の場合はコンクリート表面に薬剤で面状処理します。
防蟻工事


④加圧注入処理
 玄関戸枠の周囲及び玄関ポーチと基礎との接合部分のタイル目地への薬剤を加圧注入。
 亀裂があればそこにも注入処理を行います。


狙われやすい箇所を中心に施工を!!
シロアリが多く狙うのは、キッチンや浴室、洗面所、トイレといった湿気のある水回りの木材部が中心。浴室では、昔ながらのタイル張りの浴室などは湿気が床下に降りやすく、束の含水率が高まって腐食しやすいです。他の場所に比べて約15%程度湿度が高く、シロアリが発生しやすいといえます。また、床下の根太や家の外側を構成する柱もシロアリに要注意!こうした場所を中心に防蟻対策を行うと効果的です(^^)☆

また増改築は防蟻工事の絶好のチャンスです!
シロアリ被害の可能性がある床下や壁の中は日頃目にすることはないですが、リフォーム時には壁を剥ぐこともあるので、被害があった場合に防蟻工事を施す絶好の機会です★
たとえ腐蝕がひどくても、金物補強などの対策をとれば安心です。



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